彼のおじいちゃんは、彼とあたしがどうかなることを反対してるのかなって思った。ある意味タイミング良すぎなんだもん。火曜日の夜のデートもきっとなしになるんだろうな。こんな状態でも彼はあたしに謝りのメールをしてきてくれる。嬉しいけどどんな言葉をかけたらいいのか分からない。
考え込んでても落ちていくだけだから、夜は友達と飲みに行った。話聞いてもらって少し落ち着いた。飲み過ぎてチャリでふらふら帰ってたら、後ろから来たチャリに乗ったおじさんに抜かされるときにいきなり胸触られた。痴漢だ。でも叫ぶ気力も追いかける気力もなくて、でも泣くのも悔しかったから涙目になりながら帰った。この程度のおじさんを痴漢なんて言わないのかもしれないけど、あたしは身も心もボロボロだよ。こんなとき傍に居てほしいよ。