札幌3日目。

朝カーテンを開けるとすごい勢いで雪が降ってる!ってゆうか吹雪?雪に慣れてないあたしはちょう興奮!
彼は遅番だったから少し家でゆっくりして、あたしは用意が間に合わなかったから結局別々に出かけた。
合鍵を預かって、内緒のプレゼントをソファーの上に置いて、短いメッセージを書いて出た。わざと合鍵を持って帰ろうかとも思ったけど、約束通りポストの中に入れた。
地下鉄、JRを乗り継いで空港へ。おみやげを買って搭乗手続きをしようとしてびっくり!カウンターに人が溢れてて、テレビカメラなんかの中継も来てて、ただ事じゃない天気だったことに気付いた。このときはモニターに出てた遅延ってゆう言葉を信じてたから、帰るの遅くなっちゃうなーくらいしか思ってなくて、おとなしく待合で座って本読んで待ってた。
そしたら昼休みになった彼から着信。「地元に着いたらメールでもいいから連絡してねー」って。そこで雪で飛行機が遅れてることを伝えて「もし欠航になったら泊めてね」って言っといた。
電話を切った10分後くらいかな、ふとモニターを見ると遅延がいきなり欠航に…!ひとりぼっちだったからすごく心細くなって、彼に欠航になっちゃったって電話した。すると彼は普通に「疲れたでしょ。今日遅番だからお店まで鍵取りに来て、先にうち帰っときなよ」って。羽田とか伊丹経由で帰ろうかとかいろいろ考えたんだけど、次の日バイト以外に予定なかったしせっかくだからもう1泊することにした。
変更の手続きを終えたときにはもう外が暗くなってた。5時間以上空港にいたからくたびれちゃった。
札幌に戻って彼のお店に鍵を受け取りに行って、「夕飯適当に買って帰っとくね」って言って一旦バイバイした。
スーパーでお鍋のセットとお惣菜を買って、歩き慣れた道を帰る。冷え切った部屋を暖めて、夕飯の準備をして彼の帰りを待つってこんなにも幸せなことなんだって知った。
あと、料理は突然始めてもなかなかうまくいかないことも知ったw味は普通なのに見た目がなぁ。残念でした。
家でのんびり待ってると、地下鉄の駅まで帰ってきた彼から「何か買って帰るものあるー?」って電話。お風呂あがりのアイスだけ頼んでお鍋を温めて帰りを待った。
帰ってきてからは今まで以上にいっぱい話をしながらごはんを食べた。それから膝枕をしながら彼は映画を観てあたしは本を読んだ。同じ空間にいて別々のことができるっていい関係だねって笑い合った。そして最後だしって言って一緒にお風呂に入って眠りについた。
最後の日はうちらほんとの恋人になれたような気がする。